活性酸素の基礎知識

近年、健康番組などで取り上げられる事が多くなった活性酸素をご存知でしょうか?初めて聞く人にとっては、身体に良いのか悪いものなのか判別できないと思います。こちらでは、そんな活性酸素について紹介いたします。

活性酸素とは

その名前の通り「活発な酸素」の事を指します。活性酸素は体内に入り込んだ細菌類に対し、強い酸化力によって駆除してくれる殺菌作用を持っています。また、酵素の働きを促進するため、身体の細胞を健康的な状態に保つのに欠かせない存在です。しかし、あまりに強力な酸化力のため、活性酸素が増えすぎると不飽和脂肪酸と結びつき細胞が酸化する原因となってしまいます。

活性酸素は基本的に不安定な状態で存在し、他の細胞から電子を奪う事で安定状態になります。電子を奪われる事を酸化と言い、酸化してしまった細胞は本来の働きができなくなってしまいます。さらに電子を奪われた細胞は、別の細胞から活性酸素と同じように電子を奪うようになるため、活性酸素が増えると急激に細胞の酸化が進んでしまいます。

そのため、活性酸素が増えると老化が進みやすく、身体が錆び付いてしまうと言われているのです。

活性酸素の発生原因

呼吸をして取り込まれた酸素が消費される事で活性酸素は発生します。一般的に吸い込んだ酸素の1から3パーセントが活性酸素に変化すると言われています。正常な範囲で発生する活性酸素なら、特に心配する必要はありませんが、ストレスや大気ガス、紫外線、喫煙などの影響により過剰に発生する事があります。

活性酸素への対策

発生した余分な活性酸素を除去するのが、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)と、もう一つの酸化抑制酵素GPX(グルタチオンぺルオキシターゼ)、両者とも若さ維持の大事な酵素です。またカタラーゼ(抗酸化酵素)の増加も期待できます。しかし、こうした酵素の生成は20歳頃がピークとされていて、年々減少していく傾向にあると言われていますので、活性酸素を過剰に発生させない生活を送る事が大切です。そのため、禁煙やバランスの取れた食事など規則正しい生活を送る事で、活性酸素が過剰に発生するのを防ぐ事ができます。

また、活性酸素除去酵素と同様の働きをするビタミンC、Eやβカロテン、ポリフェノール、積極的に取り入れたり、近年人気が高いと評判となっているマイナスイオンを取り入れたりしましょう。マイナスイオンを体内に取り入れる事により、細胞から奪うはずの電子を、マイナスイオンが身代わりになり電子を奪われる事で、身体の酸化を防ぐ事ができると言われています。

マイナスイオンを取り込んだ活性酸素は、酸素や水など害がないものに変化するとされています。